BBCのソーシャルメディア運用に学ぶスピード感のあるチーム作り

メディアや報道機関のあり方の変化を感じるBBCの取り組み

検索やニュースアプリでの情報収集が当たり前になり、これまで「情報」を扱うプロであったメディア媒体や報道機関の仕事にも大きな変化が訪れています。
国際的なニュースメディアであるBBCでは、ジャーナリストに対して拡散力と即時性の高いTwitterの使用を強く推し進めているそうです。

BBCにツイッターをやらない記者はいらない

Twitterは非常に便利なツールですが、軽はずみな発言が炎上に繋がる可能性もあるのでメディアではその取組みに二の足を踏むところも多いのではないでしょうか。
それがBBCのような巨大な報道機関で、ここまで社員個人への権限委譲が行われてTwitterでの情報発信を奨励されているというのは衝撃的です。

企業の広報担当者によるソーシャルメディアアカウント運用というのはよくある体制ですが、BBCのように各記者が自由に(使用ガイドラインについて一定の研修はあるようですが)Twitterアカウントを運用することを許しているというのは、リスクマネジメントの面から日本のメディアにとっては驚きの体制ではないでしょうか。

ニュースの即時性がより重視されるようになってきた

BBCがこうした取り組みに舵を切ることになったきっかけとして、SNSが普及したことによりニュースを早く伝えることが重要になってきたということが述べられています。
現在のような個人がすぐに身の回りで起きたことを共有できるような時代では、起こった事件に対して情報を吟味していては他のメディアに遅れをとってしまうことに繋がるのです。

今までの体制のように多方面からの情報をかき集め、編集して社内でのチェックを通してからの報道というフローでは明らかにスピード感が足りない時代に入ってきているのです。

そのためBBCでは一定の研修のもとに、それぞれの記者のモラルと責任に任せTwitterによるニュース発信の権限委譲に踏み切りました。
日本の新聞記者や報道マンが、個人のアカウントでニュース発信をするということはなかなかハードルが高いことを想像すれば、BBCの決断はかなり思い切ったことだとわかります。

高いプロフェッショナリズムが実現するチーム内の権限移譲

この体制についてはメディアに携わる人でなくても組織を作るうえで学ぶことが大きいのではないでしょうか。

一般的なピラミッド構造の組織のなかでは、新しいことを始めるときに各部署や上長への許可が必要になり、なかなかスピード感を出すことが難しくなります。
今回ご紹介したBBCワールド・サービスのように、個人に対してその権限を渡すことで、一定の約束事のもとにメンバーに素早く行動してもらうことが出来れば周りとの競争においても先手先手を打つことができるでしょう。

これだけビジネスのスピードが増してきた時代においては、リスクを恐れるあまりに迅速な行動をとれなくなるような組織体制のほうが逆にリスクになることは少なくありません。
チームが同じ目的を共有し、そのために何が出来るかを個々人が考え行動できるような組織作りが求められます。

ただ、それを実現するためにはそれぞれのスキルやモラルに対する要求も高くあり続けなければいけません。
そのためには日々、自分たちの目的やビジョンを同じチームメンバーと常に再確認し続けること、お互いに切磋琢磨できる環境と学習リソースに投資することが重要になるでしょう。

私自身もスピード感を失うことはリスクであると常に心がけて、行動の勢いを保っていたいと思いました。

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