Web制作未経験の私が2ヶ月で1サイトを任せてもらえるまでに学んだこと【その3】WordPress編
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こんにちは福岡のちゃんけいです。
今回でこのシリーズを書くのも最後になります。前回、前々回を読んでいただいた方、ありがとうございます。
過去2回の内容は出来るだけ読みやすくするために内容を削っているので、もし「もっと詳しく聞きたい!」という方がいたら嬉しいです。
WordPressを学習した流れ
今回はとうとう、Webの勉強をする上で避けては通れないCMSの登場です。
私もデジハリ在学中はCMSに対してとてもハードルを感じていて、バリバリのエンジニアのような方しか扱えないとばかり思っていました。
しかし、ここまでHTML/CSSの基礎を固めてきてから、CMSのなかでも特に利用シェアが高いWordPressを触った感想は「あれ?思ったより難しくない……」でした。
もちろん教えてくれる方がいたというのもあると思いますが、最初は本を渡されて「これやってきて。」と言われただけでした。
その時の本がこちらです。
この本がとにかくわかりやすくて最高でした。
WordPressを始めるにあたって勉強したことは大きく次の3点です。
- コーディングしたファイルのテーマ化
- ループによる投稿の取得
- カスタム投稿
コーディングしたファイルのテーマ化
いわゆるオリジナルテーマの作成になります。
こちらは割と簡単で、ファイル名をリネームするだけで基本的には出来ます。あとはWordPressの仕様にのっとりPHPの記述をしていくという流れだと感じています。
基本的には本にあった内容をそのままやっていくと、どうにか流れが把握できるようになりました。
ループによる投稿の取得
「WordPressが初めて!」という方はここでつまずくことが多いのではないでしょうか?
「こんな値を表示させたいんだけどどうやって取得するの?」とか「スラッグって何?」ということがよく起こります。
私もそうでした。調べる時は下記のサイトをよく使っています。
ループについては検索するとたくさんの記事が出てくるので、「WordPress ループ 〇〇取得」などで検索してみてください。
カスタム投稿タイプ
カスタム投稿タイプに出会うと今までのWordPressが入口だったことを思い知らされます。
とにかく新しい言葉がてんこ盛りでややこしく、出てくる用語を頭のなかで整理するのが大変でした。
カスタム投稿タイプは元からWordPressに備わっている「投稿」という機能と同じようなものを増やしているだけで、タクソノミーやタームはカテゴリーやタグなどと言葉を置き換えて覚えると理解しやすかったなと感じています。
本でもカスタム投稿タイプについて書いてある入門書はそれほど多くないので、記事を探すことをお勧めします。
前述した参考になる2つのリファレンスは、カスタム投稿タイプの仕組みを学ぶ時でもとても頼りにしていました。
カスタム投稿タイプに関して参考にした記事が多かったのがこちらのサイトになります。
個人的につまったこと
ループ
WordPressではPHPをこんなに書くとは知らなかったので、慣れないPHPのループを書くことがとにかく大変でした。
もちろん、Web上の記事には載っていない内容が仕事では出てきます。そんなときに参考にした本があります。
こちらの本を読んで、ループに出てくる記号、配列や変数の意味などを理解しました。
ページャー
投稿記事数が多いために記事一覧ページが複数ページにまたがるときに「次のページへ」「前のページヘ」などのリンクがあると思いますが、これを実装するのがひと苦労でした。
いろんなサイトを参考にして勉強したのですが、なかなか思い通りに動かなかったりして苦戦しました。
詰まったところの解決策
どちらにも言えることなのですが、「PHPの書き方を理解していればすぐに解決できることだったのでは…?」と、今になって思います。
<?php ~~ ; ?>というPHPの記述の中にHTMLを書くルールやクオートのルールなど、基本的なところをひとつひとつ確かめて覚えるしかありません。
わからないところは、とにかく調べるしかないです。悩んでもできないものはできないです。
まとめ
全3回を通してこの2ヶ月をまとめてみました、これからWeb制作会社で働く方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
2ヶ月間を通して大切だと思ったことは以下の3点です。
- 作業の効率化
- 自己解決
- デザイン
作業の効率化について
Web制作会社は長時間勤務になりがちで帰るのが遅いとよく聞きますが、それを解決するためには作業を効率化させることが大切だと思います。
アイドットデザインでは、とにかく作業スピードが求められます。
自己解決について
人に聞くことで、簡単に解決出来る悩みがあると思います。
学校だとそれでも良いのですが、仕事だと他の人がいつでも質問に答えられる状態だとは限りません。
わからないことがあって悩むのは良いと思うのですが、仕事には納期があるのでそんな悩んでる時間もありません。なので、悩んだり引っかかる部分があってもまずは自分の考える解決策を書きだしてみて全て試してみることが大切だと思います。
悩んで手を止めている時間は、すごくもったいないと感じます。
手を動かしてから、じっくり考えれば良いと思います。
デザインについて
HTML・CSSのコーディングをしていると多くのデザインに触れる機会があり、とてもデザインの勉強にもなりました。
見出しのデザインや余白のとり方に統一感があると、コーディングがしやすく楽しいと感じることが多いです。
プロのWebデザイナーの方から受け取るデザインは、コーディングを意識してデザインしてくれていることがデザインから感じ取れるので尊敬しかありません。
最後に
これまで書いたように2ヶ月間必死で勉強してきましたが、やっと最低限のレベルになれたというのが感想です。
この記事を読んで「まだ私には早い内容かな?」と思った方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
まずは、HTML/CSSの本を何冊かやってみてください。
お気づきですか?私は「Webデザイナー専攻」にはいってWebデザイナーを目指していたのですが、働き始めてデザインをしてません。
これから、デザインも出来るようにさらにインプットを増やしていきたいと思います。
それではここまでありがとうございました。アイドットデザインのちゃんけいでした。
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