フリーランスとしての働き方を振り返る5【支払いサイトについて】

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こんにちは!アイドットデザインの越水です。

フリーランスとしての働き方を振り返るシリーズ5回目、お仕事に対する報酬を受け取るための支払いサイトについてです。

口座の入出金を管理するために支払いサイトの把握は超大事!

支払いサイト、つまり納品後(または取引き締め日後)、どのタイミングでお金が受け取れるかの期限を定めるやつですね。

どんなに良い金額でお仕事を引き受けても、口座にお金が入ってこないことには意味がありません。

月末になって「あれ?あの代金が振り込まれていない!今日家賃の支払いなのに…。」という事態に陥らないために、契約時点でいつ報酬が受け取れるのかをお客さんに確認することが大事です。

以前、フリーランスの方から「あまりお金の話をするとお客さんの機嫌を損ねるんじゃないかと不安で…。」という話しを聞いたことがありますが、これまで私の経験としては事前に支払いサイトの確認をしたくらいで不機嫌になる人はいませんでした。

むしろそこで怒るような人とは遅かれ早かれトラブルになるので取り引きを避けたほうが良いかもしれません…。

初回取り引きは支払いサイトをなるべく短く。

支払いサイトは基本的に、お金を受け取る場合は短ければ短いほうが、お金を支払う場合は長ければ長いほうがキャッシュフローに余裕が出てきます。

現金が手元にあると気持ちに余裕も生まれますし、それによって大切なお客さんへの仕事に集中できます。

現金がないとどうしても条件が悪い案件も引き受けがちになってしまい、本来きちんと対応していきたいお客さんへのケアに手が回らない悪循環になります。

特に相手との取引きが初めての場合は、資金回収のリスクを出来る限り低くするために支払いサイトを短くすることを心がけましょう。

とはいえ、キャッシュフローが気になるのはお互い様なので、ある程度、業界の暗黙のルールで決められた支払いサイトがあったりします。私のこれまでの経験ですとホームページ制作に関しては月末納品で翌月末振込みという、1ヶ月の支払いサイトのケースが多いです。

下請法の「支払期日を定める義務」を知っておく。

代理店経由で受ける下請けとしてのお仕事はどうしても、

エンドクライアント→代理店→制作会社→自分

というようにそれぞれの関係者の都合を考慮しなければならないので支払いサイトが長くなることがあります。

とはいえフリーランスの立場で何ヶ月も支払いを待たされるときついですよね。そもそも下請け業者の利益を守るための下請法では、支払期日の設定について次のように決められています。

親事業者は,下請事業者との合意の下に,親事業者が下請事業者の給付の内容について検査するかどうかを問わず,下請代金の支払期日を物品等を受領した日(役務提供委託の場合は,下請事業者が役務の提供をした日)から起算して60日以内でできる限り短い期間内で定める義務があります。

抜粋:親事業者の義務:公正取引委員会

こうした知識も知っておくことで、契約条件の良し悪しの判断をするのに役立つと思います。

支払いサイトも立派な交渉の材料になります。

お客さんにも予算があるので、どうしてもこちらが提示する見積り金額が出せないというケースにも遭遇することがあります。

そうした時には、支払いサイトをもっと短くしてもらうことを条件に、金額に折り合いをつけるという交渉も可能です。

見積りについては別の機会にまた書きたいと思いますが、こうした交渉は単に金額のやりとりだけでなく、諸々の条件を持ち出して行うことが出来る、ということだけ知っておくと予算が少ない案件のときに双方の落とし所が見つけやすくなると思います。

発注側としてはなるべく気持ちよくお仕事してもらうことを心がける。

私の場合は2年くらい前から、自分が手いっぱいの時に外注として他のフリーランスの方にお仕事をお願いする必要が出てきました。

私のような零細フリーランスからの依頼なので、それほど潤沢な予算でお仕事をお願いできるわけではないのですが、支払いサイトについてはなるべく1ヶ月以内で振込みをするように意識してきました。

私の口座により早く入金があった場合は、外注への支払いも前倒しして振込みすることもあります。

仮に私がクライアントさんから2ヶ月の支払いサイトで報酬を受け取るとしても、私から外注の方への支払いサイトは1ヶ月でやってきています。

それは「同じフリーランスとしての苦労がわかるから」という想いと、「そもそも私がクライアントからいつお金を受け取れるかは外注の方には関係ない」という考えからです。たとえ自分がクライアントさんから資金を回収できなくなったとしても、外注の支払いはしっかり行うべきです。

余裕のある予算でお願いできない申し訳無さのトレードオフとして、こちらは発注者として「クリエイターは大切にすべき」というポリシーのもとで、基本的に自分がやってもらって嬉しい対応で接することを心がけています。

そういった意味でも支払いサイトは大事な役割を持ちます。

まとめ

さらっと書くつもりが今回も長くなってしまいました。

会社員ですと毎月決まったお給料が入りますが、フリーランスで活動をすると支払いサイトの長短はそのまま日常生活で使えるお金のあるなしに直結するので非常に大事な要素です。

もしこれからフリーランスを始めようという方、またはフリーランスとして外注依頼を検討しはじめた方などに参考にしていただければ幸いです。

しっかりと入金・出金のタイミングを意識して口座残高に余裕のある状態を保ちたいものです(自戒をこめて)。

それではまた!

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